ファブリックパネル ゴッホ – プロヴァンスの農家

    ゴッホによる作品『Farmhouse in Provence(プロヴァンスの農家)』は、南フランスアルル滞在時の1888年に描かれた作品です。
    アルルは、それまでゴッホが過ごしてきたオランダやパリとは違って暑く乾燥しており、風景で見られる色彩も鮮やかだったといいます。
    また、降り注ぐ太陽の光によってあらゆる形が単純化されて見えて、称賛していた日本の浮世絵における陰影をつけない平坦な彩色パターンと重ね合わせて、ゴッホはアルルのことを「南方の日本」と呼びました。
    この作品では、太陽光の効果により輪郭が薄められた構成物が、コントラストを作る補色を使って描かれています。
    アルルに滞在した15か月ほどの間に彼は200枚以上もの油絵と100枚ほどのスケッチを制作し、200通以上もの手紙を書いたといわれ、驚くべきほど生産的な日々を送りました。
    この時期描いた7つの作品からなる小麦畑のシリーズについて、ゴッホは「黄色や黄金色の風景を、焼けつくような太陽のもとで黙々と収穫作業に励む収穫者のように、すばやく描いた」と述べています。

    作品名
    Farmhouse in Provence
    作者
    フィンセント・ファン・ゴッホ (Vincent van Gogh)
    製作年
    1888年
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