SAANA JA OLLI(サーナ・ヤ・オッリ) 品質の高さ・地元での生産・エコロジーにこだわるフィンランドのテキスタイルブランド

FABLINK(ファブリンク)編集部FABLINK(ファブリンク)編集部

SAANA JA OLLI(サーナ・ヤ・オッリ)は、フィンランドのデザイナー夫婦が運営しているテキスタイルブランドです。
サーナ・ヤ・オッリの製品は、ラグやベッドリネン、キッチン・インテリア小物といったラインナップが中心で、すべて高品質な100%の麻(ヘンプ)が使用されています。

SAANA JA OLLI(サーナ・ヤ・オッリ)は、フィンランドのデザイナー夫婦が運営しているテキスタイルブランドです。

素朴であたたかみのあるテキスタイルは、フィンランドの自然や北欧神話といったモチーフをもとにしたデザインが多く、フィンランドはもちろん、日本でも注目が集まるブランドです。

環境にやさしいヘンプ素材を中心とした高品質なアイテムを扱い、ブランドの拠点地であるフィンランド国内で生産するなど、エコ & 地域活性化といった点に重きを置いていることが SAANA JA OLLI(サーナ・ヤ・オッリ)の特徴です。

SAANA JA OLLI(サーナ・ヤ・オッリ)について

SAANA JA OLLI(サーナ・ヤ・オッリ)は、Saana Sipila(サーナ・シピラ)と Olli Sallinen(オッリ・サリネン)によって、フィンランド南西部の町・トゥルクで創業されました。

10代の頃にヒッピー・コミュニティで出会い、共にテキスタイルデザインを学んだ 2人が目の当たりにしたのは、多くのファッション・テキスタイル産業が、持続可能な生産形態に欠けていることでした。

学校の卒業と同時に、自分たちでデザインしたパターン「Night of the Forest(夜の森)」ともとに、クッションカバーを発表します。

数量限定で制作したアイテムはたちまち人気を獲得し、この出来事が 2人にとってブランドを続ける決定打となりました。

フィンランド国内外のコンペティションで受賞歴を持ち、国際的な評価も高いサーナ・ヤ・オッリ。
現在、日本ではユニクロや伊勢丹、阪急といった企業をクライアントに持ち、デザイン・スタジオとしてもグローバルに活躍しています。

SAANA JA OLLI(サーナ・ヤ・オッリ)がヨーロッパ産ヘンプにこだわる理由

サーナ・ヤ・オッリは、ほとんどのアイテムにヘンプ(麻)を使用しています。
数ある自然素材の中から、ヘンプを選ぶ理由を以下の 5つとして挙げています。

  1. ヘンプの生育には除草剤や農薬が必要ないこと
  2. 他の自然素材、たとえばコットンやリネンに比べて、収穫量が高いこと
  3. ほかの植物よりも、二酸化炭素から酸素を取り出す能力が優れているため、地球温暖化の阻止に役立つこと
  4. ヘンプを育てることで土壌の状態をよくし、またヘンプの根によって土壌浸食を防げること
  5. ヨーロッパ産ヘンプは土壌のミネラルバランスを整え、より長い期間、質の良い繊維を栽培可能にすること

ヘンプは、さらりとした触り心地と、長く使える実用性の高さに加え、環境にも貢献できるエコでサスティナブルな素材であることが分かります。

「低賃金で安価、環境に配慮しない」テキスタイル業界に一石を投じるSAANA JA OLLI(サーナ・ヤ・オッリ)

サーナ・ヤ・オッリは、「品質の高さ」「エコロジー」「地元での生産」の 3つをブランドポリシーとしています。

「原料となる麻の栽培には化学薬品を使用しない」「生産にかかる工程をすべてフィンランドの地元でおこない雇用を創生する」といった、単なるプロダクトメーカーではない点にこだわりを持っているのが特徴です。

原料のヘンプは、現在フィンランドから一番近い生産地・ルーマニア北部のものを使用し、生産工程のほとんどを、ブランドの拠点であるフィンランド南西部で行っています。

エコを意識し、地元の人々の雇用を守ろうとする真摯な姿勢は、アイテム生産工程の透明性や品質の維持に一切妥協しない、ブランドの強い意志が垣間見られます。

SAANA JA OLLI(サーナ・ヤ・オッリ)の主なアイテムラインナップ

サーナ・ヤ・オッリでは、ヘンプ製のテキスタイル製品ファブリック、コットン製のラグといったアイテムを取り揃えています。

日本をはじめ、主にアジアで見かける機会の多いヘンプですが、北欧ではヘンプ製テキスタイルを扱うブランドはすこし珍しく、ユニークなアイディアに注目が集まっています。

シンプルでミニマルなデザインながら、思わず手にとりたくなるようなあたたかさを備えているのが、サーナ・ヤ・オッリのアイテムです。

ファブリック

サーナ・ヤ・オッリでは、ファブリックを単体で販売しています。

現在は中心の 2人に加え、Mimosa Hellman(ミモサ・ヘルマン)がアートディレクター・デザイナーとして参加しています。

パターンには「Villi Pohjola – The Wild Northland(野生の北の島)」や「Myrskyn jälkeen – After the Storm(嵐のあとに)」といった、フィンランドの自然を取り入れたもの。

また、フィンランドの建築や、北欧神話・シンボルをデザインに落とし込んだ「Unien talo – House of Dreaming(夢の家)」や「Maailman synty – The Birth of the World(世界の誕生)」など、誰の目にも懐かしく映るようなパターンが並びます。

北欧デザインの中では、ちょっと珍しいヘンプ製。
耐久性に優れるばかりでなく、撥水性が高いため、丈夫で、水にぬれてもすぐに乾くのがヘンプのいいところです。

テキスタイル製品

サーナ・ヤ・オッリでは、ヘンプ製テキスタイルを使用したオリジナルアイテムが充実しています。
ベッドリネンクッションカバー、キッチンツールといったアイテムが揃い、お部屋や空間を彩ります。

近年はファッションアイテムの生産にも力を入れていて、柄のないキルト・ヘンプ生地のコートやバッグが登場。

中綿には、フィンランド製のリサイクル・ファイバーが使用され、ローカル・メイドとエコの両方を意識しているのもすてきですね。

水にぬれてもすぐ乾き、丈夫で長持ちするヘンプ製アイテムは、自然素材の持つ特性を存分に生かした、便利で使えるものばかりです。

ラグ

サーナ・ヤ・オッリで扱うラグは、コットンを100%使用しています。

フィンランドの東南部・コトカのラグブランド『FINARTE(フィンアルテ)』とのコラボレーション製品です。
フィンランドの伝統技術である、裂き織の一種・ポッパナ織りによってつくられています。

材料となるコットンは、新たにつくられた繊維ではなく、すべてインドの工場で出るコットンの端材を再利用したアップサイクル・コットン

環境への負荷を減らす取り組みと、フィンランドの暮らしを守る取り組みを同時に実現しています。
吸湿性にすぐれたラグは、湿気の多い日本の家庭で重宝しそうですね。
シンプルかつアーティスティックなデザインは、壁掛けとして使っても違和感のないアイテムです。

環境への配慮と地元の働き手を応援する、SAANA JA OLLI(サーナ・ヤ・オッリ)

時代を感じさせないデザインと、素材のエコな生産や母国フィンランドの作り手・働き手の労働環境の透明性にまで配慮する、SAANA JA OLLI(サーナ・ヤ・オッリ)。

ひとことで「デザイン」というと、見た目や機能ばかりに目が行ってしまいがちですが、ひとつのアイテムができるまでの工程をすべて含めて「デザイン」であるということを、サーナ・ヤ・オッリは改めて気づかせてくれます。

エコやローカルメイドへの取り組みと、使い勝手のよい製品を通じて、彼らは世界が少しでもいい方向へ変わっていくことを願っているのでしょう。

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参考文献

販売中のファブリックパネル

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